俳優の小栗旬さん主演の2022年大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で藤原秀衡(ふじわらのひでひら)役を演じる俳優の田中泯(みん)さんが話題です。
このドラマは、古畑任三郎、また大河ドラマでは、「新選組!」、「真田丸」などを手掛けた三谷幸喜氏が脚本を担当することでも注目されています。
田中 泯さんが演じる奥州藤原氏の3代目 藤原秀衡は、平泉文化の全盛期に活躍した人物で、源平合戦で大活躍した、源義経(幼名 牛若丸)を鎌倉の源頼朝から守った人物です。
近年、様々なドラマや映画で渋い演技を披露する田中泯さんが、源頼朝役の大泉洋さん、また源義経役の菅田将暉さん、そして他の俳優陣とどのような絡み方をするのかが非常に楽しみですね。
さて、今回は、大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で田中泯さんを知った人たちに経歴や過去の出演作品などをご紹介していきます。
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鎌倉の13人 藤原秀衡役田中泯の若い頃の画像!孫は浜辺美波?ズラかぶってコント出演?【画像有り】
2021年の小栗旬主演のNHK大河ドラマ鎌倉の13人で藤原秀衡(ふじわらのひでひら)役を演じることになった田中泯(みん)の孫が浜辺美波という噂を検証。
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この記事を読んでわかること
- 名俳優 田中 泯の凄すぎる経歴や出身校は?
- ダンサーの田中 泯が俳優となったきっかけは?
- 名俳優 田中 泯[鎌倉殿の13人]出演についてのコメントやファンの声
- 名俳優 田中 泯出演のオススメ作品は?
名俳優 田中泯の経歴は?
田中 泯のプロフィール
本名:田中捷史(読み不明)
生年月日:1945年3月10日生
年齢:76歳 ※2021年月現在
出身:東京都
血液型:O型
星座:うお座
職業:舞踏家、ダンサー、俳優
身長:170cm、ただし、180cm表記もあり
ここ数年、映画、テレビに俳優としても出演し、独特の存在感によって見る者を魅了し続けている舞踊家 田中泯(みん)さん。
骨太のドラマには無くてはならない名バイプレイヤーとしての地位も確立してきました。
凛々しいお顔に刻まれた深いシワが、演技の厚みを生み出し、それが映画やドラマに深みを提供してくれていますね。
その田中 泯さんの本名は「田中捷史」というそうですが、読み方は不明でした。
田中泯さんは、1960年代から国内外で活躍する前衛舞踏家としてその筋では有名で、舞踏家以外にもオペラ、美術、音楽でもマルチに才能を発揮されています。
田中泯さんは、もともとクラッシックバレーやアメリカンモダンダンスを学び、1966年からモダンダンサーとしてデビューしたれっきとした一流のダンサーです。
さらに詳しい経歴を知りたい場合は↓↓↓
名俳優 田中泯の家族構成は?既婚?妻や息子は?
田中 泯さんご結婚して、奥さんや息子さんはいらっしゃるのでしょうか?
実は、田中 泯さんの著書「僕はずっと裸だった」の中に、奥さんや娘さんについての記述がありますので、存在は確かなようです。
もし、ご結婚をされているのであれば、年齢的に考えると「ひょっとしたらお孫さんもいるのでは?」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、お孫さんに関しては、公式Twitterにて正式に否定をされています。
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鎌倉の13人 藤原秀衡役田中泯の若い頃の画像!孫は浜辺美波?ズラかぶってコント出演?【画像有り】
2021年の小栗旬主演のNHK大河ドラマ鎌倉の13人で藤原秀衡(ふじわらのひでひら)役を演じることになった田中泯(みん)の孫が浜辺美波という噂を検証。
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息子さんや他のご家族に関しては、情報が入り次第、お伝えしていきます。
名俳優 田中泯の出身校や部活動は?
田中 泯さんの出身中学は、八王子市内の公立中学校だと言われていますが詳細は不明です。
出身高校は、偏差値66の東京都立武蔵高校です。
180cm(170m?)という高身長もあって、高校時代はバスケットボール部に所属しで活躍をしてたそうです。
大学は、東京教育大学(筑波大学の母体)の教育学部に進学するも中途退学をしています。
もともとはバスケットボールをするために同校へ入学しましたが、そのレベルについていけず、途中で退部したそうです。
この時期に、もともと好きだったダンスを本格的にスタートさせたと言われています。
インスタグラムの投稿で長野県の正義のヒーロースザカイザーと映っている全体像を見ると、スラッとして抜群のスタイルで素敵ですね。
スガカイザーはおそらく、若者で170m以上の人が中に入っていると想像できますので、この画像だけで判断すると、身長は180cmが正しそうな気はしますね。
名俳優 田中泯の感性はダンサー時代から?
田中泯さんは、年を重ねて、30代では従来のダンスと呼ばれるもの、またダンス芸術界自体に反発し、独自のダンスをするようになります。
体中を剃毛、着色、ほぼ全裸の一風変わったダンスパフォーマンスをすることから、「ハイパーダンス」(命名は日本文化、日本語のエキスパートである松岡正剛氏)と命名されました。
上の2枚の画像は、「ハイパーダンス」の時代の「田中泯 海やまのあひだ」という写真集の一部です。
ダンサー田中泯と写真家岡田正人の30年におよぶコラボレーションの記録画集です。
この頃の他を寄せ付けない独特の感性が、今の俳優田中泯さんの本質を作り上げているのかもしれません。
名俳優 田中泯のダンス映像
実際に、田中泯さんが舞踏を披露している映像がありました。
独特の踊りで、観客の子供達もじっと見ていましたね。
生で、しかもこんな近距離で田中泯さんの踊りを見れた人は幸せですね。
名俳優 田中泯は世捨て人?
1980年代には、自身の舞踏グループを率いて山梨県白州町に移り住み農業を礎とした日常生活をおくることでより深い身体性を追求されていたそうです。
山梨県白州町は、東京都新宿区から約162km、車で約2時間30分のとんでもない山奥のような場所です。
旅行やキャンプ生活ならわかりますが、そんな山奥に移り住むなんてなかなか、できることではありませんよね。勇気のある行動ですよね。
まるで、現世での暮らしを見捨てた世捨て人のような生活をイメージしてしまいますね。
また、その当時の貴重な映像がYouTubeにアップされていました。
田中さんの公式サイトによると下記のような活動をしています。
- 1985年 山梨県の山村に[身体気象農場]開設
※農業と舞踊の同時実践開始する - 1995年 山梨県内に[舞踊資源研究所]設立
- 2000年 [桃花村舞踊団]※2006年1月まで
[農事組合法人桃花村]※2010年6月まで - 2006年 山梨県認可のNPO法人を設立
山梨県甲斐市の農林事業開始
今でこそ、当たり前なエコライフですが、この頃にすでにそういう生活をしていたとは驚きです。
こういう、ちょっと変わった考え方などが、今の名優と呼ばれる土台になったのかもしれませんね。
断言はできませんが、田中泯さんの設立したNPO法人はこちらだと推定されます。
名俳優 田中泯の俳優デビューのきっかけは?
ダンス一筋の田中泯さんですが、もともと映画界には深く関わっていました。
伊藤俊也監督の映画「犬神家の悪霊(たたり)」をはじめ、伊丹十三監督の「あげまん」などの著名な映画のシーンの振付師として参加していました。
そして、俳優としては、2002年の山田洋次監督、真田広之主演の「たそがれ清兵衛」で初出演を果たします。
しかも、この「たそがれ清兵衛」にて、第48回キネマ旬報賞新人男優賞、第26回日本アカデミー賞最優秀助演男優賞・新人俳優賞を受賞するという快挙。
新人俳優として数々の賞を受賞しましたが、たしかに主演の真田広之さんを喰ってしまう勢いの演技でしたね。
最後の殺陣のシーンは素晴らしいです。
この演技が話題となり、次々と映画やドラマ出演が増えていったのだと思います。
新人俳優 田中泯さんの新人とは思えないほどの演技をまだ、ご覧になったことのない人はぜひ、ご覧ください。
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名俳優 田中泯「鎌倉殿の13人」出演コメントやSNSの声
田中泯さんによる「鎌倉殿の13人」出演についてのコメントです。
簡単に言うと教科書に出てくるような人物で、僕自身がより理解を深めたい。
色々な役を演じる上で当然のことながらそれが自分にとっての大きな利益になる。
また、「東北」ということも僕にとって大きな鍵になることです。義経がらみの民俗芸能が多く残っている。
僕はダンスを生きてきた人間なので地域に残っている伝統芸能、民俗芸能をたくさんみてきましたし、とても興味を持っています、いや、興味以上と言ってもいいかもしれません。
引用元:https://www6.nhk.or.jp/nhkpr/post/original.html?i=29042
新しい藤原秀衡像を、この鎌倉の13人で魅せてほしいですね。
名俳優 田中泯「鎌倉殿の13人」出演決定に関するファンの声
やはり、期待している人が大勢いるみたいですね。
特に、菅田将暉さんとの共演シーンを楽しみにしている人が目立ちました。
さぁ、それを確認するのも楽しみですね。
名俳優 田中泯の出演作品やオススメの出演作
田中泯さんのテレビドラマへの初出演は、2007年のNHK土曜ドラマ「ハゲタカ」で、加藤幸夫という電機メーカー社員でレンズ研磨のプロフェッショナルを演じています。
このドラマに出演したことがきっかけで、のちの某作品に出演することに。
名俳優 田中泯出演のオススメ作品
名俳優 田中泯がるろうに剣心で柏崎念至役でいぶし銀な名演を披露
最近の話題作では、ジャンプの人気漫画の実写版である「るろうに剣心」の「京都大火編/伝説の最後編」の柏崎念至役でいぶし銀な演技を披露しています。
映画「るろうに剣心」シリーズは、2021年にラスト作品として「るろうに剣心 最終章 The Final」が公開されたのが記憶に新しいですね。
日本の漫画の実写版映画の貴重な成功例です。一見の価値ありですね。
名俳優 田中泯の大河ドラマ初出演作「龍馬伝」
田中泯さんの大河ドラマ出演は、「鎌倉殿の13人」で2回目です。
記念すべき第1作目は2010年の福山雅治さん主演「龍馬伝」です。
田中泯さんは土佐藩の吉田東洋を演じます。
この「龍馬伝」は主演の福山雅治さんをはじめ、香川照之さん、大泉洋さん、佐藤健さん、宮迫博之さん、武田鉄矢さんと挙げだしたらキリが無いほどの豪華出演者陣でした。
ちなみに、「龍馬伝」のチーフ演出は、「ハゲタカ」と同じ大友啓史氏でした。「圧倒的な存在感を大友氏に買われ、再起用された」(NHK関係者)と、その存在感から再起用へとつながったみたいですね。
そして、この龍馬伝でも、福山雅治さんや、岩崎弥太郎役の香川照之さんを演技で喰ってしまったとも言われていました。
香川照之さんほどの演者の演技を喰う役者はなかなかいないと思いますので相当な存在感ですね。
名バイプレイヤーでカメレオン俳優 田中泯がゲイバーのママを演じる「メゾン・ド・ヒミコ」
重厚な役柄が似合う田中泯さんですが、実は、2005年の犬童一心監督、オダギリジョーさん主演映画「メゾン・ド・ヒミコ」では、妻子を捨ててゲイバーのママ(卑弥呼)となり、ゲイのための老人ホームを設立する男 吉田照男を好演しています。
今までとは異なった役柄も、田中泯さんが演じると本当にこんな人がいるんだという気持ちになってしまいます。
演じる役柄の幅が広すぎてまさにカメレオン俳優ここにありといった感じです。
お見事!
とにかく演技の幅が広く何でもこなせるんだね。
とにかく、ここ最近のイケメン俳優に頼らない多くの骨太の映画やドラマには彼の名前が明記されています。
名俳優 田中泯が晩年の葛飾北斎を演じる
2021年5月28日に公開された柳楽優弥さん主演映画「HOKUSAI」でもその存在感が話題になっていました。
田中泯さんは、柳楽優弥さん演じる葛飾北斎の老年期を演じています。
SNS上では田中泯さんの葛飾北斎の演技に絶賛の嵐でした。
主演のお2人の貴重なツーショットです。
田中泯さん、柳楽優弥さんの葛飾北斎コンビが同じ画に入っているとしびれますね。
「鎌倉殿の13人」藤原秀衡役の田中泯の経歴が凄い!ダンサーで世捨て人?についてまとめ
「鎌倉殿の13人」藤原秀衡役の俳優 田中泯の経歴が凄い!ダンサーで世捨て人?についてまとめてみました。
この記事でわかったこと
- 俳優 田中泯は学生時代はバスケットボール部に所属するが途中で挫折しダンスの道へ
- 俳優 田中泯には妻と娘がいるが息子がいるかは不明
- 俳優 田中泯は山梨県でNPO法人を立ち上げ農林事業をしていた
- 俳優 田中泯はゲイバーのママからいぶし銀な武士まで幅広い演技をする役者
いぶし銀な俳優で、ここ数年は映画やドラマの名バイプレイヤーとして活躍する田中泯さん。
現役の舞踏家でダンサーという異色の経歴で、今までの役者さんにはなかった凄みを持つお方ですね。
76歳の高齢と呼べる御年ですが、お体に気を付けて、カメレオン俳優と呼ばれるその演技でいつまでも私たちファンを楽しませてほしいですね。
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