「元気ですかぁーッ!!」の掛け声でお馴染みの元プロレスラー・元参議院議員である、アントニオ猪木氏。
アントニオ猪木氏が立ち上げた新日本プロレスは、「プロレスこそ全ての格闘技の頂点である」という「ストロングスタイル」を標榜し、その後の格闘技界に大きな影響を与えました。
また、猪木氏は自身の最強を証明するため、「パキスタンの英雄」アクラム・ペールワン、「熊殺し」の異名を持つ空手家ウィリー・ウィリアムスとの対戦など、異種格闘技路線への挑戦を続け、後の総合格闘技の礎を築きました。
特に、1976年に日本武道館で行われた「格闘技世界一決定戦」では、当時のボクシングWBA・WBC統一世界ヘビー級チャンピオンであった“蝶のように舞い、蜂のように刺す”で有名なモハメド・アリと異種格闘技戦を行い、「世紀の一戦」と注目を集めたことはあまりにも有名ですね!
そんなパワフルなイメージがあり、最強の男達と拳を交えてきた鉄人・アントニオ猪木氏ですが、現在は「病」という見えない敵と懸命に戦っているとのことです。
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アントニオ猪木が闘病生活を送りながらYouTube活動
アントニオ猪木氏は、2021年1月から腰の治療の為に入院しているとされていますが、アントニオ猪木公式Youtubeチャンネル「最後の闘魂」に自身によってアップされた動画を見ますと、腰の痛みだけで闘病しているとはとても思えず、かつてのパワー溢れるアントニオ猪木氏の面影はなく、ファンにとってはとてもショッキングな動画であります。
アントニオ猪木の病気に対するファンの声
やはり、元気なイメージが先行しているアントニオ猪木氏のあまりにもショッキングな姿に、驚きを隠せないコメントが多い一方、復活を希望するファンも多く見られ、アントニオ猪木氏の人望や人気の高さを改めて確認できました。
アントニオ猪木の死去の噂も
ネット上では、アントニオ猪木氏の死去の噂も飛び交っていました。
アントニオ猪木、死去ってマジ?#アントニオ猪木
— popai (@EzPopai) March 4, 2021
え?アントニオ猪木死去?
— Kevin(Gooner) (@kengo0119) March 4, 2021
アントニオ猪木死去説が気になる
— ほんにゃく仮面(『キャクストン私設図書館』出てます) (@sukimaweb) March 4, 2021
死去のツイートも出るぐらい、世間には心配されていたのですね。
アントニオ猪木の抱える重い難病とは?余命数ヶ月との噂…
アントニオ猪木氏は持病である糖尿病に加え、実は2021年1月に入院する以前の、2019年の秋頃に100万人に数人とされる「心アミロイドーシス」という難病に罹っていることを公表しています。
「心アミロイドーシス」とは、アミロイドと呼ばれる蛋白が心臓に蓄積し、心臓の機能が障害された状態のことで、日本では難病に指定されています。
以前は、「心アミロイドーシス」と診断された患者の余命は数ヶ月とされていましたが、2015年初頭に登場したビンダゲルという薬の登場により、アミロイドの堆積を防ぐ効果が期待できるそうです。
また、不運なことに、心アミロイドーシスの治療に加え5月には腸捻転で緊急手術を行い、体重も激減しているそうです。
このような難病と戦いながらも、精力的に動画を更新し自身のYouTubeチャンネル「最後の闘魂」は、2021年6月現在、チャンネル登録者数は15万人を超えています。
闘病前と闘病中のアントニオ猪木を比較してみる【画像アリ】
去年9月と現在のアントニオ猪木氏を比較して見ると、まるで別人のように見えます。しかし、動画内では「もう少し俺もリハビリをしながら、1日でも早く退院をできるように頑張っていきます。」と再起を誓っておられました。
まだまだ、闘魂は消えていないようです!
昨年、記念すべきデビュー60周年を迎えたアントニオ猪木氏。
「アントニオ猪木 死亡」
「アントニオ猪木 死にかけ」
「アントニオ猪木 余命3か月」
「アントニオ猪木 死去」
といった、ネットのネガティブで腹立たしい声に立ち向かい、なんとか、難病という最強の敵を打ち破り、再度「元気ですかぁーッ!!」と元気な掛け声をファンの前で見せてもらいたいですね。
今こそ猪木!ボンバイエ!(やっちまえ)です!
アントニオ猪木経歴
- 本名:猪木寛至(本名)
- 生年月日:1943年2月20日
- 年齢:78歳 ※2021年現在
- 出身:神奈川県横浜市出身
- 略歴:1960年プロレスラーとしてデビュー 、1989年衆議院議員当選、 2019年政界引退